検索結果書誌詳細

蔵書情報

この資料の蔵書に関する統計情報です。現在の所蔵数 在庫数 予約数などを確認できます。

所蔵数 1 在庫数 1 予約数 0

書誌情報サマリ

書名

蚕飼話 

著者名 中島 蔵太郎/著
出版者 千秋舎
出版年月 1889


この資料に対する操作

カートに入れる を押すと この資料を 予約する候補として予約カートに追加します。

いますぐ予約する を押すと 認証後この資料をすぐに予約します。

※この書誌は予約できません。   

この資料に対する操作

電子書籍を読むを押すと 電子図書館に移動しこの資料の電子書籍を読むことができます。


登録するリストログインメモ


資料情報

各蔵書資料に関する詳細情報です。

No. 所蔵館 資料番号 請求番号 配架場所 帯出区分 状態 貸出
1 県立長野図0104169313N635/2/書庫禁帯出在庫  ×

関連資料

この資料に関連する資料を 同じ著者 出版年 分類 件名 受賞などの切り口でご紹介します。

書誌詳細

この資料の書誌詳細情報です。

タイトルコード 1005010037582
書誌種別 図書郷土
著者名 中島 蔵太郎/著
出版者 千秋舎
出版年月 1889
大きさ 19cm
分類記号 N635
書名 蚕飼話 
書名ヨミ コガイ バナシ
内容紹介  私は、長野県小県郡秋和村(上田市)の出で、明治15(1882)年より21年まで当武州西多摩郡(東京都)で、蚕種商に従事しております中島蔵太郎です。蚕飼の話に入ります。 繭は清涼で、空気の流通のよい部屋を選んで吊るし、華氏60度以上5,6度に至ると、蚕が発生しますので、収蚕します。美濃紙を4枚続き合わせ、その中央に種をおき、左右から表へ折り、又上下に折り、午後2時ごろ包み紙を開きます。種の上に糠7、8匁を散布し、其の上に巾3厘、長さ3歩位に刻んだ桑を、蚕の出具合を見計らい5~10匁位与えて、又元の如く包んで置きます。5分を経て包み紙を開き、種をひっくり返して箒の柄にて叩き落し、はき集め量を改める。蚕は、尺坪・二坪に広げて飼育します。飼育は、67~68度で養うのがよい。 さて、蚕は少しずつ大きくなりますので、給桑の量を増してゆきます。平均で申しますと、1昼夜に8回位といわれています。日によって寒暖の差がありますので給桑の回数も差が出ます。また、給桑は蚕の成長度に応じても違います。蚕は1齢から5齢までありますからそれに応じて給桑を考えます。因みに、1齢とは、蚕の発生から第1回の脱皮が終わって飼食をなす前までをいいます。1齢間に1分6厘から1分8厘2毛位大きくなります。 蚕が繭をかける間は、空気の流通を能くする。結繭中とはいえ、成長のときと同じく、温度の調節が必要となります。純良な繭を求めるには70度位を保属する必要があります。 また、繭を結ぶ間は、その室を乾燥しないと、繭の光沢と解舒を妨げます。 最終的には、五齢に至るまでは当初の繭は3割位減じ、さらに上簇までに百分2,3は減じ、成繭は8,000~8,700位にはなります。 なお、養蚕には、一家が油断なく協業することが肝要であります。 (摂氏と華氏の換算は、F(華氏)=(9÷5)C(摂氏)+32)
内容細目注記 23丁 和装本



内容細目

前のページへ

本文はここまでです。


ページの終わりです。