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書誌情報サマリ

書名

郷土から問う歴史学と社会科教育 

著者名 伊藤 純郎/監修
著者名ヨミ イトウ ジュンロウ
出版者 清水書院
出版年月 2023.3


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タイトルコード 1000001659723
書誌種別 図書郷土
著者名 伊藤 純郎/監修
著者名ヨミ イトウ ジュンロウ
出版者 清水書院
出版年月 2023.3
ページ数 423p
大きさ 21cm
ISBN 4-389-43061-0
分類記号 N375
書名 郷土から問う歴史学と社会科教育 
書名ヨミ キョウド カラ トウ レキシガク ト シャカイカ キョウイク
内容紹介 伊藤純郎筑波大学教授の退職記念論集。「社会科・歴史教育史を問い直す」「歴史研究と歴史教育の理論を架橋する」「多様性の視点で考える」などをテーマにした論稿とコラムを収録する。



内容細目

1 戦前・戦中の報徳教育から戦後社会科へ向かう学校・教員の主体性   神奈川県足柄上郡の桜井小学校と福沢小学校を事例に   10-17
武藤 正人/著
2 淀川茂重の戦後初期の教育へのまなざし   『信濃教育』収載の論考を手がかりに   18-26
田中 清一/著
3 昭和20年代における信濃教育会女教師委員会   長野県教組婦人部との関係性に着目して   27-34
齋藤 慶子/著
4 成立期小学校社会科学習指導の着手過程   文部省教科書局実験学校の教師による単元の具体化に着目して   35-44
篠崎 正典/著
5 全村教育運動下の郷土教育と労作教育の変容   戦後初期社会科カリキュラム構想の源流に関する一考察   45-55
森岡 孝文/著
6 満蒙開拓青少年義勇軍送出に見る学校教育と地域社会の連携   山梨県豊村を事例として   56-63
川崎 大輔/著
7 喜田貞吉と日本歴史地理研究会   64-71
大野 智史/著
8 日本統治時代台湾における歴史教育実践に関する一考察   戦前史料の現代的意味について   72-81
神田 基成/著
9 学問は何のために   コラム   82
野口 剛/著
10 郷土教育と公民教育   コラム   83
矢野 敬一/著
11 なぜ「道立・県立」がつかないのか?   コラム   84
大谷 奨/著
12 『郷土教育運動の研究』から学ばせていただいたこと   地域の主体的な姿を総合的・重層的にとらえること   85
萩原 和孝/著
13 歴史教育と「資料」   歴史学と歴史教育のあいだを埋めるために   88-95
大庭 大輝/著
14 歴史研究の新たな動向と希求される歴史教育への視点   96-103
須賀 忠芳/著
15 論争問題を考察する事例研究としての歴史学習   単元「なぜ貿易をめぐる論争・戦争が起きるのか」を事例に   104-113
植原 督詞/著
16 歴史的エンパシーを働かせる高校世界史授業構成論に関する一考察   多元主義的民主主義社会に参加できる生徒の育成を目指して   114-121
野々山 新/著
17 歴史を根拠に自らの主張を構築できる歴史授業を目指して   単元「明治維新を記念する」を事例に   122-129
渡邊 和彦/著
18 歴史の資料から生徒は何を考えたか   資料活用による学習の可能性と課題   130-138
岩本 和恵/著
19 秩父事件の教材化と授業実践   地域の語りと歴史研究   139-145
渡部 康詞/著
20 宗教の視点から時代像を捉えなおす中世史学習   顕密仏教に着目して   146-153
井上 裕紀/著
21 「歴史教育体験を聞く」について   コラム   154
茨木 智志/著
22 教育学に軸足を置いた歴史学   コラム   155
外池 智/著
23 日韓の歴史教科書執筆者交流の架け橋   コラム   156
徐 鍾珍/著
24 近代国家の形成   伊藤博文はどのような国家像を描いていたか   157
関谷 文宏/著
25 自己と地域から考える「歴史総合」   「いま」「ここ」を発着点とした実践を踏まえて   160-167
菅野 剛/著
26 異質な他者と向き合うグローカルな学びのために   満蒙開拓青少年義勇軍と模擬原爆を事例として   168-176
冨所 克哉/著
27 生徒とともにグローカルな思考を育むための「木を見て森も見る授業」   “地に足のついた歴史認識”の育成を目指して   177-184
渡邊 優輔/著
28 長崎県の高等学校歴史分野における平和教育の在り方   浦上天主堂と平和祈念像に着目して   185-194
小林 詳梧/著
29 戦争学習を問い直す   清沢洌『暗黒日記』を手がかりに   195-201
友澤 剛志/著
30 「個」の問題に落とし込む校外学習のあり方   予科練平和記念館への校外学習を事例に   202-209
飯島 拓也/著
31 地域の歴史遺産を掘りおこす新しい平和学習の在り方   「予科練と土浦・阿見の歩み」を事例として   210-217
高野 由梨/著
32 満州移民を題材とした授業単元の構想   長野県の開拓団を事例として   218-226
小林 一輝/著
33 満州移民と地域経済・経営史研究   コラム   227
平沢 照雄/著
34 もうひとつの日本史:北方の視点   コラム   228
谷口 陽子/著
35 実証する歴史研究と平等教育の実践   コラム   229
金 炫我/著
36 歴史学習における学校資料の役割   232-239
加藤 将/著
37 個別から普遍へ   地域教材で考える歴史   240-247
速渡 賀大/著
38 地域から考える「探究」学習の試み   248-254
高林 拓也/著
39 地域発見・発信の探究学習と生徒の自己実現   歴史・文化の活用とその課題   255-262
鈴木 実/著
40 地域史の学びを通して、生徒が歴史を語るには   263-270
矢内 遼/著
41 流鉄流山線についての歴史的検討   「万上線」「東邦線」の敷設を事例に   271-278
伊藤 智比古/著
42 「クミアイ」に関する一考察   長野県下における農家組合等の諸相   279-285
草間 厚伸/著
43 「地域を学ぶ、地域から学ぶ」力を育成する教員研修   公立教員研修所における歴史教育研修講座の分析から   286-293
佐藤 悠人/著
44 「記憶のかたち」から考える歴史学習   コラム   294
高橋 健司/著
45 戦後70年「市民の記憶」収集事業   戦争の記憶を後世へ   295
野田 礼子/著
46 戦争の記憶の継承   「モノ」・「カタリ」をきっかけに   296
神田 麻衣子/著
47 生涯学習時代における文化財学習   298-305
石田 尚子/著
48 「私」と「今」を歴史とつなぎ「これから」を考える歴史学習   特別支援学校(視覚障害)での実践を通して   306-315
阿部 暁子/著
49 視覚障害社会科教育におけるフィールドワーク   視覚特別支援学校高等部2年「地理A」における二つの実践   316-322
丹治 達義/著
50 キャリア発達を促す歴史教育   ジェンダーの視点を取り入れた授業実践   323-330
瀬尾 知行/著
51 「母性」概念を問い直す近代史学習   331-338
並木 詩織/著
52 卒業生との対話による異文化理解授業批評   339-347
永野 みどり/著
53 社会科教育とジェンダー   コラム   348
國分 麻里/著
54 生活文化論からライフヒストリー、そして人糞地理学へ   コラム   349
湯澤 規子/著
55 社会に参画する法構想学習   相続の授業「亡くなった娘のSNSを母は見られるか」を事例に   352-360
小貫 篤/著
56 作文を通して考える   361-369
小塚 涼介/著
57 中学校社会科の授業で行う道徳教育   自分の言葉で平和を語ることのできる生徒の育成   370-378
菅谷 優子/著
58 中等教育段階で求められる歴史教育のあり方に関する一考察   茗溪学園中学校「アカデミアクラス」における理念と授業実践を事例に   379-386
石川 知行/著
59 思考力・判断力・表現力を育む学習指導の在り方   マインドマップを用いた地理教育の可能性   387-394
阿部 真隆/著
60 県立高校における平和教育の現状と課題   395-402
鈴木 幸広/著
61 教材開発・授業改善の起点としての「授業開き」   403-410
林 裕行/著
62 大学における「信州学」の授業について   コラム   411
田澤 直人/著
63 生きる力を身につけることのできる学校の話   コラム   412
松丸 明弘/著
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